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看板足場、もう迷わない!仮設足場の重要性と設置方法や種類、設置場所に応じた適切な選択をしましょう。足場の選別により費用も変わります!

皆様 こんにちは!埼玉県の看板製作取付会社 樹サインです。
本日は少し専門的なお話になりますが…看板の設置状況に合わせた【足場】の種類と最適な選定方法ををご紹介いたします。
足場と聞きますと、マンションやアパートの修繕・ビルのメンテナンスなどのイメージが強いかと思いますが看板の設置にも深い関りがあります。
最適な足場が無ければ、看板を取り付けられない!と言っても過言ではございません。
そんな重要な役割を果たす足場について、ぜひ 最後までお付き合いください!

目 次

1 「縄梯子やロープワーク」もはやアドベンチャー
2 「枠組み足場」「クサビ足場」何が違うの!? 跳ね出し足場なども紹介
3 「ゴンドラ足場」空中散歩のような快適足場
4 「高所作業車の種類」一見解らないが意外に揺れます!
5 まとめ

1 「縄梯子やロープワーク」もはやアドベンチャー

縄梯子

名前の通り、手でつかむ部分は縄で出来ており、横の棒は木材やアルミで出来ております、狭い場所でも作業できるのが利点なので、看板の点検や修理など
軽作業の際は便利です。

ロープアクセスと似ていますが、昇降が人力のため
体力消耗します、半日作業が限界です。

ロープアクセス

縄梯子よりも安全で体力の消耗もなく、一日中作業ができます。
以前は下がるのみでしたが、現在は昇る事も可能になりました。

施工事例のご紹介 https://www.kanbanitsuki.com/works/

看板作業の縄梯子、ロープワーク作業のメリットは?

高所作業車や単管足場に高額な費用が必要な時、便利な作業方法です。屋上に入れないケース以外、どのような状況でも作業可能になります。

デメリットは?

看板を設置する場合は、重い道具や大きなパネルを持つ事も多く 、横移動も大変なので広範囲の仕事には不向き、作業性も悪く足場作業に比べ人件費も高額になります、クオリティーの高い看板取付には不向きです。

2 何が違うの!「枠組み足場」と「クサビ足場」・跳ね出し足場など

「枠組み足場」の特徴は筋交(ブレス)が一マス毎にあり、アーチ型の軸で組立
30mオーバーの高層建築など強度が必要な時は「枠組み足場」
特徴は筋交(ブレス)が一マス毎にあり
アーチ型の軸を組立て足場板を敷きます。
足場としてスタンダードで、幅広い現場で用いられるなど
汎用性があります。
足場としての耐久性・強度が高く
高層ビル・マンションなどに多く設置します。

「くさび足場」(ビケ足場)
ハンマーひとつで容易に組み立てられるのが特徴、主に中低層階で使用されます。
「枠組足場」と違い、組み立てにクランプ(固定金具)などの余分な部材を使わないため、組み立て・分解も効率的に行えます。
気になるコストも 比較的安価になります。
「クサビ足場」と「枠組み足場」は似ていますがコストも扱う部材も違うのです!

「ローリングタワー」
脚立では届かない高所や中型看板の設置作業に最適で
多くの看板屋さんは自社にあると思います。
足元にキャスターが付いているので移動ができ、
高さ一段≒1.5m×3段、グランドから4.5mまでの足場作業に適しています。
看板屋さんの定番足場です。

「跳ね出し足場」(写真左側)、地上より組み上げ出来ない場所などに設置します。他にも「吊り足場」など、
跳ね出しができない場所に設営する方法もあります。
看板鳶さんに設置できない足場無し!

看板取付作業で使用する単管(パイプ)足場のメリットは?

作業性が広く確保できるので、効率の良い複数名での同時作業が可能です、縦横に長い看板、大型看板など少数では難しい看板の取付に適してます。安全性にも優れており、道具の落下防止などもありますので、通行人などにも危険がない安全防止策が施しております。

デメリットは?

設置解体作業の際に搬入車両、資材置き場などスペースを広く使用します、また組立途中は危険作業の為、交通誘導員だけではなく、進入禁止エリアを設けるなど安全確保が重要になります。
単管足場と飛散防止のメッシュシートでで建物が覆われるので仮設サインなどで営業告知なども必要になります。

3「ゴンドラ足場」空中散歩のような快適足場!

地上からの足場設置が難しい時や高層部などの一部の看板作業設置に向いています。
デッキサイズの長さは3mから1m単位で最長6mまで対応可能
看板サイズや作業に応じて使い分けます。
地上から設置するよりコストも安価!
100vもしくは200vの電源を使用して昇降します。
屋上の状況などで設置が難しい場所もあります。


ボタン一つで昇降するのでしゃがんだり背伸びしたりせずに
常にベストポジションで作業ができます。

また、座って作業するチェアゴンドラというものもあります。
デッキタイプと違い乗降は地上か
ゴンドラが着地できる場所になります。低層から高層まで能力を発揮。

看板作業で使用するゴンドラ足場のメリットは?

高層ビルなどにも使用するので、安全を確保する設計がされてます、作業するデッキも複数名で作業できるため、作業効率が良くなります、人が入れない狭い場所や高い場所などにも設置が可能になります。

ゴンドラに関する知識や操作のための知識、法令など、学科教育5時間、実技教育4時間の計9時間の講習を受講して、修了証をもらうとゴンドラでの高所作業が可能となります。

デメリットは?

操作に専門的な知識が必要になるので、初心者は一人で使用できません。
風や雨などの天候状況が悪い時、微妙な天候でも使用はできません、重大な事故につながるので作業はきなくなります。設置の可否は屋上の状態にもよるので専門業者の調査が必要になります、コストは比較的高額です。

4「高所作業車の種類」 意外に揺れてます!

看板屋で一番使用する、と言っても過言ではないのが
高所作業車ですね!
ブームの長さは9mクラスから、50mクラスの大型車まであります。
高さだけではなく、高所作業車から看板までの距離も加味して選別しましょう。

看板工事で使用する高所作業車のメリットは?

上下左右、自由に動けるので疲れる姿勢や無理な姿勢ではなく作業しやすいポジションの確保が可能です、足場を組む必要が無いため、メンテナンスや作業エリアの少ない場合など費用も抑える事ができます、また高所作業車は安全基準を満たす設計が施されてます、ですので安全を確保しながら高所での作業を行うことができます。

当社では正しく安全に作業できるように使用者は「高所作業車運転技能講習」の資格支援を行います。

デメリットは?

看板設置場所の狭い場所など、高所作業車が入れない場所があります、また専門的な操作を覚える必要があるため初心者は使用できません、技能講習の資格も必要ですが、実際に現場で使用する前に操作や安全教育を覚える必要があります。

5 まとめ

費用なども看板だけに目が行きがちですが、足場の選別によりコストも変わりクオリティーが高い看板は 足場の作業性も重要です。
撤去などが安全に作業できれば、安価な仮設足場でも良いと思います。
吊り足場や跳ね出し足場など、看板専門の鳶さんがいるほど足場の世界は広く ゴンドラ屋さん・建築足場・ロープアクセスなど
それぞれ専門のプロがいます。足場の種類や利点などを知り理解しながら、適切な足場を選定してください。
最後までお付き合いありがとうございます!

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