3Dプリンターで作るレイヤー樹脂文字、デザイン性・コスト・ブランドロゴ・チャンネル文字も新しい時代に、デジタルアート最強文字誕生!
皆さまこんにちは!今回は、ひときわ目に留まるLED発光樹脂文字のご紹介します、コスパ良し、ビジュアル良し、軽量で取付も容易、おまけに短納期、看板業者もお客様も喜ぶ最強文字誕生のお話です、屋外も使用できるので(フィラメント樹脂などは使用できません)様々な場所で設置できます、樹脂文字と同じ種類としてご利用で問題ありません。但し、新しい文字なので知識が無いと不安になると思いますので一緒に勉強してください!チャンネル文字も新しい時代に最強文字誕生!!
レイヤー文字の由来は輪郭を積み上げていく
3Dプリンターの構造「層」から来てます。
■ 目次 ■
1 デザインと形状の謎解き!
2 発光機能:使用LED、樹脂文字との違い
3 利用場所:屋外・屋内、耐久性
4 価格・寿命・製作期間:樹脂文字VSチャンネル文字VSレイヤー文字
5 デジタルアート:レイヤー文字製作事例・動画でもご紹介!
6 まとめ
1 デザインと形状の謎解き!
まず初めに3Dプリンターで作るから「どのような形状でもできるのかな?」と思われると思います、何でもできるわけではありません!産業用3Dプリンターでは文字の製作に不向きな為、文字専用の3Dプリンターでご説明します。
特に限定されるのが正面の仕上げです、層で積み上げていくのでアクリルのような奇麗な仕上げにはならないのです、レイヤー文字では正面の仕上げは液体アクリルを流し込み奇麗に仕上げます、
液体アクリルを流し込まず、あえて層の特性を利用してエンボス風仕上げにすることもできます。
正面はアクリルのようにツルっとした仕上げは出来ませんが、3Dプリンターの特性を生かしエンボス風に細かな穴をあけてみました、隙間からLEDがダイヤドの様にキラキラ見え隠れしまして奇麗です、当社スタッフの中では一番人気、アイデア次第でオリジナル文字がいくつでも製作可能になります。
側面の形状は多彩です、現在当社の3Dプリンターで13種類設定してありますが、無限にできるので一年後には20種類以上あるでしょう、レイヤー文字の特徴は側面のカスタマイズです。
丸形、細くしたり太くしたりカスタマイズ可能です、側面が光ると目立ちます。
側面に2本ライン入れてみました、写真は厚み30mmで5ミリ幅の光るラインです、今までの文字には無い手法です。
樹脂文字と同じテーパー15℃、角度も様々カスタマイズできますがこの位が定番ですね
形状やLEDの色などで、ブランドのような高級感のあるデザインから、アンティックな文字、
ユニークなロゴデザインにもなります、お店のイメージに合わせたデザインが可能です。
3Dプリンターで作るレイヤー文字のカタログはこちらにありますhttps://www.labori-sign.jp/work-data/
2 発光機能:使用LED・樹脂文字とレイヤー文字の違い
無垢材より削り製作するのが「樹脂文字」、糸状の樹脂より層を積み上げて輪郭だけ作るのが「レイヤー文字」
皆さんもご存じだともいますが、樹脂文字はアクリル無垢材より文字の形状に切り抜き、LEDが入るように彫りこみします、やはり無垢材から作るので高級感ありますね。
3Dプリンターで作るレイヤー文字は樹脂で輪郭だけ作ります、ですので軽い、完成後の点灯時は見分けつきませんが、内部は一目瞭然ですね。
以前素材の勉強で樹脂の説明しましたので合わせてお読みください。
https://www.kanbanitsuki.com/blog/1155/
文字厚み30mm程度でしら細い部分の配置もでき、
奇麗に光るLEDテープライトが向いております。
樹脂文字は全てLEDテープライトが光源になります、レイヤー文字も小型サイズはLEDテープライトが主流になります。
文字厚み50mm程度になる時はLEDモジュールタイプが良いです、理由としてモジュールの方が長寿命で扱いやすく、メンテナンスも容易、屋外などの仕様も可能です。
樹脂文字は構造的に使用できませんが、
レイヤー文字は使用可能になります。
3 利用方法:屋外・屋内
皆さまと同じように屋外屋内の使用は非常に気になるところですね、
ポイントを二つあげます。
①素材に目が行きがちですがLEDも重要です、LEDテープライトは屋内専用が多く防水仕様が少なく、水にぬれると不具合が起こります、前述の通りLEDテープライトは屋外使用不向き止水が重要になります、モジュールタイプは屋外使用OK
②当社の素材はアクリル系の合成樹脂、PETG(ポリエチレンテレフタレート)とPC(ポリカーボネート)の強化素材です、アクリル並みの透明性があり、曲げても割れが起きにくく、靭性・耐熱性などにも優れていてPETGの耐衝撃性はアクリルの4~5倍です。※様々な樹脂が販売されていますが、注意しないといけないのは植物系のPLA樹脂などの素材は屋外使用不可です。
利用方法
軽量で比較的細工も自由にできるので
吊り下げ式、スライド脱着式などにもご使用できます、脱着式なども画期的だとおもいます、職人さんがいなくても取付可能です。
4 価格・寿命・製作期間:樹脂文字VSチャンネル文字VSレイヤー文字
重要が比較的多い、h400を例として比較しました、金額はカタカナや漢字など形状により様々なので一例です。
①金属系チャンネル文字 h400 3万円~
・素材寿命:屋内、屋外共に10年~20年
(破損するとしたら溶接部などの接続部分)
・LED寿命:10万時間(設置場所や種類で異なる)
・屋外、屋内使用可能
・製作期間:10文字として2週間程度
※鏡面文字やSUSHL文字は高級感もあり、チャンネル文字の王道ですね、屋外取付は金属系チャンネル文字推奨します。
②樹脂文字 h400 3万円~ (屋内向け)
・素材寿命 屋内10年以上 屋外△5年~10年程度(設置状況により異なる)
・LED寿命:テープライト5万時間程度
・製作期間:10文字として、20日程度~
※高級感あり、ブランドロゴでの使用多い、低い位置、目線の設置は推奨します。
③レイヤー文字 h400 2万円~(屋内向け)
・素材寿命:屋内10年以上、屋外:5年~未知(テスト中)
・LED寿命:テープライト5万時間程度、モジュール10万時間程度
・製作期間:10文字として、10日間程度
※軽量で取付場所にも困らない、目線では樹脂文字より高級感に劣るが、点灯した時は区別付かない、小口発光が鮮やかで屋内使用する文字は推奨します。
デジタルアート:レイヤー文字製作事例
シンボルサインはLEDが入ると引き立ちます 側面の光が効果的 テーパータイプのレイヤー文字
屋外にも設置しております 側面発光はレイヤー文字の特徴
5 まとめ
シンボルサインと言われるくらい、入口にあるサインは店舗の顔です。サインというのはとても大切なもので、どのようなデザイン、仕様にするのか?コストも意識するので迷うと思います。
やはり内照式の光る鮮やかなロゴは一番個性が表現されるものです、設備の進化で高額な文字もLEDの需要増と共にチャンネル文字や樹脂文字も全体的に価格帯も下がってきております。是非参考にしてみてください、
以上です、最後までお付き合い頂きありがとうございます。
文字専門工房ラボリでは3Dプリンター文字以外にも様々な文字を製作しております。 https://www.labori-sign.jp/