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自立看板っていくらかかる?費用相場と見積り時の注意点まとめ

木目の自立看板設置写真

そもそも自立看板とは?どんな場面で使われるのか

自立看板の特徴と他の看板との違い

自立看板は、地面に独立して設置されるタイプの看板で、店舗の敷地内や道路沿いに建てられることが多いです。壁に取り付ける「壁面看板」や、建物の上に設置する「屋上看板」とは異なり、建物本体に依存せずに設置できるのが最大の特徴。つまり「敷地があればどこにでも設置できる自由度の高さ」が魅力なんです。

構造的には、金属製の支柱と、アルミ複合板や木材、ステンレス板金、などの面材を組み合わせて作られることが多く、大型で存在感のあるものが主流です。視認性も非常に高く、遠くからでも「何のお店か」「どこにあるのか」がはっきり伝わるため、通行量の多い道路沿いなどで特に効果を発揮します。

また、自立看板は照明を組み込むことで、夜間でもしっかりと目立つようにできます。内照式(看板内部に光源がある)や外照式(外からライトで照らす)など、発光の方式も多彩。これにより、昼も夜も安定して店舗の存在をアピールできます。

私たち樹サインでも、道路沿い店舗や郊外型施設などから「遠くからでも目立つ看板がほしい」というご相談を数多くいただきます。特に新規開店のタイミングで、「まずは認知を取るために自立看板から設置したい」というニーズが高まっている印象です。

自立看板の費用相場はいくら?

自立看板費用相場のイラスト

サイズ・素材・デザイン別の価格帯

自立看板の価格は、「サイズ×素材×デザイン」によって大きく変動します。目安として、最もシンプルな小型のもので10万円〜、中型だと30〜50万円、大型になると100万円を超えることも珍しくありません。

例えば、高さ2m前後の自立看板をステンレス板金+スチールフレームで制作し、シンプルなデザイン+外照式ライト付きで設置する場合、30万〜50万円ほどが相場になります。これにロゴや立体文字、特殊な加工(レーザー抜きや象嵌加工など)が加わると、プラス10万〜20万円ほどアップするケースも。

逆にシート切り文字で仕上げるとロゴ表示は1万円程度で仕上がるケースもあります。

ガラスの自立看板設置写真
自立看板の設置写真

さらに、ステンレスなどの耐久性のある素材を使う場合、単価が上がります。また、LED内照式のように電気配線や制御盤が必要な構造になると、工数も増えるためコストに反映されます。

つまり「どこまでこだわるか」によって、最終的な金額にはかなり幅が出てくるんです。私たちはお客様の予算感をお伺いしながら、「この範囲内ならこういうデザインが可能ですよ」といったご提案をしています。

追加費用がかかるポイント(基礎工事・照明・高所作業 など)

見積もり時に注意したいのが、表示されている金額に「何が含まれているか」。特に自立看板の場合、本体製作費のほかに、設置に伴う工事費がかかることが多いです。

自立看板費用相場のイラスト図解

まず大きいのが基礎工事。看板を地面にしっかり固定するためには、鉄筋コンクリートなどで土台を作る必要があります。これが看板高さ3m程度でしたら5万円〜10万円程度。地盤が弱い場合状況は以上に費用がかかることも。

また、照明を付ける場合は電源工事も必要になります。既存の電源から延長する場合と、新たに引き込む場合では費用が大きく変わりますし、照明機器そのもののコストも発生します。

さらに、設置場所がトラックが入れいな場所や傾斜地など、作業が難しい場合は「施工費」が加算されることもあります。「一式工事」と書かれている場合でも、現地の状況次第で追加費用が発生することがあるので注意が必要です。

木目にガラス付きの自立看板

私たち樹サインでは、事前にGoogleマップなどで場所を確認し、可能な範囲で追加費用の無いお見積りを敏速に提出いたします。

業種別の費用感ざっくりシミュレーション

業種ごとに必要とされる看板のサイズや仕様が異なるため、費用感にも違いが出ます。ここでは、代表的な業種ごとに「よくあるパターン」をもとにしたざっくりとした金額感を見てみましょう。

看板お費用比較図解イラスト

飲食店などのサービス業。外観イメージと調和するようなスタイリッシュなデザインが好まれるため、ステンレス素材やアクリル加工などが使われるケースも。高さ1.8mほどの片面看板で、35万〜60万円程度が相場です。

まず企業の看板、高さ2.5〜3m、幅1mの両面表示の自立看板が一般的。LED外照式で夜間もアピール力を維持するため、トータルで50万〜80万円程度を見ておくと良いでしょう。内照式の場合さらに10〜20万円ほどプラスされることもあります。

医療機関や公共機関の場合は、見やすさと情報量を重視する傾向があり、やや大型で情報面が広い看板になる傾向があります。例えば、高さ3.9m、幅1.2mほどの看板で、照明付きかつ耐候性のある素材を使用すると、80万〜150万円程度になることが多いです。

こうした金額を見て「やっぱり高い…」と感じる方も多いかもしれませんが、実はこの看板が「何年も」「毎日」「無休で」お店を宣伝してくれると考えると、費用対効果はかなり高いんです。

見積もり時にチェックすべきポイントとは?

ガラス式自立看板の写真

「安い=お得」とは限らない?価格の内訳に注意

つい「安いからここにお願いしよう」と決めてしまいがちですが、自立看板の見積もりは金額だけで判断してしまうと、後々「思っていた内容と違った…」というトラブルになりがちです。

板金素材だけでも耐久性の低いボンデ鋼板や耐久性の高いステンレス、仕様についての詳細も把握することが大切です。

私たち樹サインでは、見積もりの段階から「どんな仕様で、どこまで対応可能か」をお伝えし、不明点を残さないように心がけています。

複数社に相見積もりを取るべき理由とコツ

看板の見積り比較図解イラスト

初めての自立看板設置で「この金額が妥当なのか分からない」という場合は、複数社から相見積もりを取るのが安心です。2〜3社の見積もりを比較することで、価格感だけでなく、提案内容の質や対応の丁寧さも見えてきます。

ただし、見積もりを比較する際には、できるだけ同じ条件で依頼することがポイントです。「サイズ」「設置場所の写真」「希望の仕様(片面or両面、照明ありorなしなど)」を統一して伝えないと、条件がバラバラで比較できなくなってしまいます。

また、「とりあえず金額だけ知りたい」という気持ちも分かりますが、簡易な見積もりでは細かい部分が抜けていることも。可能なら現地確認やヒアリングの機会を設けてもらい、しっかりしたプランをもとにした見積もりをもらうのが理想です。

私たち樹サインでも、「他社と比較中なんですが…」というご相談にも対応していますし、他社の見積もり内容のご相談もよくいただいています。「ここまで入ってこの価格なら安心」と感じていただけるよう、誠実に対応しています。

自立看板設置写真

「一式」表記の落とし穴と確認すべき具体項目

見積もりにありがちな「○○一式 ○○円」という表記。とても簡潔でわかりやすく見えますが、実はこれが後々のトラブルのもとになることも。

例えば「看板設置工事一式」と書かれていても、その中に含まれる作業が「基礎工事」「電源工事」「現地調査」など、業者によってまちまちだったりします。

また、「看板本体一式」の中に、どの素材が使われているのか、サイズはどのくらいなのか、照明の種類や有無は?という情報が入っていなければ、完成後のイメージと大きくズレる可能性も。

見積もりを受け取ったら、以下のような項目をしっかりチェックしましょう:

  • 看板のサイズ(縦×横)
  • 表示面の枚数(片面か両面か)
  • 使用素材(アルミ複合板、ステンレスなど)
  • 照明の種類(内照式・外照式)
  • 設置場所の条件(基礎工事の有無)
  • 道路使用申請や諸経費の有無

不明な点は遠慮せず質問してOK。むしろ、しっかり説明してくれる業者の方が安心して依頼できます。

費用以外に考慮すべき設置上の注意点

看板の条例確認のイラスト

設置場所の法令・条例チェック

中型以上の自立看板を設置する際、意外と見落とされがちなのが「地域の条例や景観規制」。自治体によっては高さ制限があったり、色やデザインに制限がある場合もあります。

例えば景観条例のあるエリアでは、派手な色使いや強い照明がNGというケースも。特に住宅地や観光地では厳しい規制が設けられていることがありますので、設置前に必ずチェックしましょう。

私たちも、設置予定地の行政ルールを踏まえた上でのご提案を行っています。気になる方はぜひ、事前にご相談くださいね。

視認性と安全性を両立するための注意点

どんなにオシャレで目立つ看板でも、周囲の安全を損なうようでは本末転倒。特に風の強い場所や人通りの多い場所では、構造の強度や基礎工事のクオリティが非常に重要です。

また、道路から見えやすい位置を選ぶことも大切。角度や高さを間違えると、せっかくの看板が“見えない”ものになってしまいます。

さらに照明付き看板では、近隣への光漏れやまぶしさにも配慮が必要。「見る人」「通る人」両方にとって安心できる設計が求められます。

「信頼できる業者」を見極める5つの視点

工場内の看板製作中の写真

見積対応の早さと丁寧さ

信頼できる看板業者を選ぶうえで、初期対応の印象はとても重要。見積もり依頼への反応が早く、かつ質問への回答が丁寧な業者は、施工後の対応もしっかりしていることが多いです。

また、こちらの話をじっくり聞き取ってくれるかもチェックポイント。スピード感だけでなく、「こちらの不安を汲み取ってくれるか」が大きな判断基準になります。

過去の事例や提案内容、会社設備などのレベル

文字型自立看板の写真
文字型自立看板の設置写真

「どんな看板をつくってきたか」は、その業者のセンスや対応力を見るうえで欠かせない情報。実際の製作事例を見せてもらうと、得意なジャンルや対応できるデザインの幅が見えてきます。

たとえば、同じ「飲食店向け」でも、和風・洋風・カフェ系でデザインは全く異なります。

私たちイツキサインも、お客様の業種やブランドイメージに合わせて、過去事例を交えたご提案を行っています。

施工後のサポート体制

看板は一度設置したら終わりではなく、その後のメンテナンスやトラブル対応も大切。特に照明付き看板では、数年後の電球交換や配線トラブルなどが発生する可能性も。

こうした際に迅速に対応してもらえるか、事前に確認しておきましょう。「保証期間は?」「不具合が起きたらどこに連絡すればいいの?」など、細かなサポート体制も業者選びの決め手になります。

まとめ|納得できる自立看板設置のために

自立看板は、高額な投資であると同時に、店舗や施設の“顔”になる存在。だからこそ、「何にお金がかかるのか」「どういう仕様がベストなのか」を理解したうえで、信頼できる業者に依頼することが成功のカギになります。

私たち樹サインでは、設置場所やご予算に合わせた最適なご提案はもちろん、「よくわからないけど、なんとなくこうしたい」という段階からでも、丁寧にヒアリングして理想の形を一緒に探っていきます。


看板は一度設置すると長く使うもの。だからこそ、納得できる業者選びが重要です。

実際の費用感や提案事例をもっと詳しく知りたい方は、まずは無料相談をご活用ください。
地域・業種に応じた最適プランをご案内します。私たちイツキサインへお気軽にご連絡ください。

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